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05 8月

日本経済には当面、追い風が吹く。

Posted in 未分類 on 05.08.14

korekaratoushi

目先の国内景気については割りと楽観的に見ている。

景気を後押しする要因として

1.五輪特需
2.米金融政策の変化
3.人口動態の変化

の3つが挙げられる。五輪特需は言うまでもないだろう。公共投資も含めた建設需要が見込まれる。

一方、米国の金融政策は6年間続いた金融緩和から引き締めに向かう転換期にある。

過去を振り返ると、米国が金融緩和から引き締め、そして利上げに至る期間は、円安・株高になりやすい。

これは日本経済にとって追い風だ。

米国が金融緩和をしていた間は、日本で何をやっても駄目だった。これまで米国は6年間も緩和を続けてきたわけで、短くても今後4年間程度は出口から引き締め局面が続くのではないか。

その間、日本経済には追い風が吹く。

2は注視している人こそ少ないが、目先の景気をサポートする要因になると見ている。経済成長率は生産年齢人口の伸びにリンクする。

ここ数年、団塊世代のリタイアで生産年齢人口は速いペースで減少を続けていた。

しかし、今年あたりで退出が一段落、足元で減少率が縮小に転じている。2020年くらいまでの期間を考えると。人口動態の変化が経済成長率の足を引っ張る圧力は弱まる。

日銀のスタンスが「デフレを容認」から、「デフレを絶対に認めない」へと変化したことも大きなプラス要因だ。

デフレ脱却で日本経済が抱える問題が全て解決するわけではないが、社会保障や税制、岩盤規制の改革はデフレからの脱却が前提だ。

債券市場はまだ半信半疑だが、デフレ脱却は可能だと見ているし、軌道に乗れば改革は進みやすくなる。

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